【そろそろ張替え?】壁紙クロスの種類と気を付けたいポイント

2024.03.04

福岡県久留米市を拠点に、店舗改装・リフォームを承っておりますARC-FELIZ(アークフェリス)です。

築10年ほどが経過すると、壁紙クロスは徐々に毛羽立ち・汚れ・ニオイなどが気になるようになります。このような劣化が見え始めたら、張替えのタイミング。機能性のあるおしゃれな壁紙クロスに変更するチャンスです。

壁紙クロスは、素材の系統から大きく分けて5種類ほどあります。
ものによっては、いつものお部屋が壁紙クロスで大きく変化するかもしれません。
今回は壁紙クロスの種類と、張替えをする際に気を付けたいポイントについて、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■ クロスの種類

・ビニールクロス

最もメジャーな壁紙クロスで、塩化ビニル樹脂を使用したものです。
一般社団法人日本壁装協会の統計によると、2022年度の出荷量は全体の約94%を占めており、リフォームの際は恐らくこちらを選ばれる方が多いでしょう。
シンプルなものから複雑なパターンまで、さまざまなデザインが用意されています。

・紙クロス

洋紙・和紙を使用したクロスで、主に欧米でよく使われています。
高級感があるほか落ち着きのある仕上がりになるため、寝室などに使用するのがおすすめです。
薄いため、壁のコンディションによっては張替えに向いていないことがあります。

・織物クロス

木綿・レーヨンなどの繊維を使用した壁紙クロスです。
重厚感があり、結婚式場やホテルの内装などで使用されていることが多いです。
統計調査によると、出荷数はクロス全体の約0.2%ほどのため、施工できる業者は少ないといえるでしょう。

・オレフィン系クロス

ポリプロピレンなどの合成樹脂を使用した壁紙クロスです。
ビニールクロスの次点で出荷量が多く、耐水性・防汚性に優れていることから、清掃しやすいのが美点です。
焼却時に有毒ガスが発生しないため、環境にも優しいですが、施工できる業者は限られます。

・無機質系クロス

珪藻土・漆喰などを表面に塗った壁紙クロスです。
左官のような風合いを手軽に出せるのが魅力で、調湿性・消臭性があります。
塗り壁より手軽に取り入れられるものの、珪藻土・漆喰の量が少ないため、本物の塗り壁より性能が劣る部分があります。

参考元一般社団法人日本壁装協会「壁紙生産出荷量統計データ 2022年」>>

■ 500番と1000番とは?

ビニールクロスは、500番と1000番の2つのグレードが存在します。

・500番

いわゆる量産品で出荷数が多く、シンプルなビニールクロスです。
賃貸住宅などの原状回復などでは、こちらのクロスが張り替えられる傾向があります。
リフォーム用の分厚いものが多く、リーズナブルに済ませたい場合はこちらがおすすめです。

・1000番

デザインが豊富で、さまざまな機能性を備えたビニールクロスです。
500番よりもグレードが高いですが、こだわった空間をつくりたい場合はおすすめ。
薄いものがまだまだ多いものの、現在はリフォーム用の分厚いものもあります。

■ 張替えリフォーム時のポイント

壁紙クロスを張り替える際は、以下の点に気を付けると失敗が少ないでしょう。

・まとめて依頼する

壁紙クロスは一部屋からでなく、一面からでも張替え可能です。
しかし、予算を抑えたいという理由などから一部屋・一面のみを張替えてしまうと、ほかの部屋・壁面が見劣りしてしまうというケースが。
もう一度工事をすると費用がかかってしまうため、できるだけまとめて依頼するようにしてみましょう。

・室内のものは片付ける

張替え時には、なるべく室内に何もない状態が理想的です。
ものがあったとしても、作業に支障がないなら、上からビニールなどで養生することも可能ですが、心配なのが精密機械。
工事中、古い壁紙クロスを剥がすなどの作業でホコリが発生するため、動作に不具合が出る可能性があります。
精密機械は高価なものが多いため、できるだけほかの部屋に移動させましょう。

・薄い壁紙クロスは技術のある業者に

リフォームでの張替えは、壁紙クロスが薄いと失敗しやすいといえます。
10年ほど張替えをしていなかったり、何度も張り替えていたりすると、古い壁紙クロスによって下地がでこぼこした表面になります。そのため、薄い壁紙だとでこぼこが目立ってしまうでしょう。
どうしても薄い壁紙にしたい場合は、技術のある業者に任せるようにしてみてください。

・コスト重視なら500番がおすすめ

コストを重視して、なるべく冒険をしたくない場合は、500番のビニールクロスでまとめてみましょう。
施工が難しくないため、どのような業者でもきれいに張れるほか、出回っている数が多いのですぐに取り寄せられます。
複数の部屋を張り替えたい場合や、一部の壁にアクセントクロスを取り入れてほかを抑えたい場合におすすめです。

■ 九州でのクロス張替えは「ARC-FELIZ」へ!

ARC-FELIZ(アークフェリス)は、九州一円にて店舗改装・リフォームを承っております。
壁紙クロスの張替えは、予算のためにおしゃれさをあきらめないといけない、ということはございません。
工夫次第で費用を抑えつつ、ご要望に叶う空間を実現することも可能です。
「芸能人が住んでいそうな、高級感のあるお部屋にしたい」など、ぜひお客様の思い描くリフォームについてお聞かせくださいませ。

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■ まとめ

壁紙クロスは大きく分けて5種類ほど存在しますが、住宅のほとんどにはビニールクロスが使用されています。
張替えをする場合は、リフォーム用の厚いものを使用すると失敗が少なく、複数の部屋を施工するなら500番がおすすめです。

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